2017年02月19日

練習について、いくつか。

こんばんは。

今日は、導入期の練習について思ったことをいくつかお話いたします。
休日の夜で、ランダムかつまとまりがないですが、よろしければご覧ください。

@練習は人によって向く方法がある。

本当に当たり前のようなことですが、人それぞれ向いた方法があります。生徒さんを見ていて本当にそう思います。

ただ、どのような方法をとる場合でも、回数をこなすことは大切です。
最初は「年齢の数弾く」を子供と共有することも効果的かと思います。
そして、「ゴールが見える形で」ということも大切だと思います。
ひたすらあと1回、あと1回になると疲れてしまいます。

年齢の数に慣れたら以下のようなアプローチも有効です。

「あらかじめ決めた回数の分シールを選んでおき、弾くごとに1枚ずつ貼っていく」「くじ引きやサイコロなどで回数を決めること自体を楽しむ」「決めた回数を弾く際に、数える方法を楽しむ(たとえばお菓子を使う、きれいなビーズなどを使うなど)」「弾いた数を塗る塗り絵を楽しむ」など。

ある程度の目標の回数(例えば100回など、積み重ねで達成できる数)を達成した際には、なんらかのごほうびがあると盛り上がります。

しかし、別な理由で練習自体にストレスを感じている場合もあります。
その子なりの葛藤があったりします。何気ない会話の中でわかったりすることもあり、大人からすれば驚くようなことに心理的な壁を感じていたことがわかることもあります。

とにかく、一人ひとりが違うので、その子の立場に立つというよりは、実際その子になってみるくらいのつもりで見ることが大切かなと思います。

A(毎日)継続してやることが大切。

内容がどんなに薄くても、とにかく継続が大切なように思います。弾く時間がなければリズムカードだけ、和音唱だけ、指番号だけ、など少しでも練習に意識を向ける時間を、一日の中で取れれば良いなと思います。

忘れず、あきらめず、しつこく、楽しく、がポイントかと思います。

Bダメ出しは慎重に。

その子の性格にもよると思います。
ただ、本人ががんばっている時に対してのダメ出しは避けた方が良いと思います。
子供のプライドは大切にした方が、長期的に見ると良い結果を生むと思います。

小さな子の場合は特に、できることをたくさん積み重ねることで、自信もつき、良いサイクルに乗ります。
できないことは、まだその発達にないこともあるのです。

毎日の練習、とくにお子さんの場合、保護者の方の悩みの種となっている場合も多いかと思います。
何かご参考になれば幸いです。
posted by yuki-sanui at 18:53| 導入期レッスン

2017年02月17日

いよいよ音符と出会います♪

譜読み特集第7回です。
今回で、導入時期の読譜へのアプローチは一区切りです。

前回までに、「準備」の段階のお話をしてきました。

まずは、「リズムの理解」ということ。
そして、「鍵盤感覚を作り、鍵盤に親しむ」ということ。
さらに、「目から入る情報としての指番号と実際の指の動きをしっかりくっついている」ということ。

以上が大切な準備でした。

当教室では、これらの準備が整ってきたころ、初めて音符に出会うことになります。
この段階で、音符のカードを使い、全部で24個の音符をランダムに言えるようになるまで、覚えていきます。
この24個とは、ヘ音記号の第1線下のファから、ト音記号第5線上のソまでの24個(中央ドは符尾の向きにより2個)のことです。
線の音符、間の音符に分けて覚えていきます。
この24個の音符が理解できれば、あとは加線の知識、オクターブを上げ下げする記号の理解で、楽譜に書かれているほとんどの音符は理解できます。

おうちでも取り組んで頂き、少しずつ進めます。

その間、レッスンではまだ音符と鍵盤を結び付けて弾くことはせず、リズムと音の高さそして、指番号によって表記された譜面を使い、色々なことを学びつつ楽しくどんどん弾きます。

そして音符が無理なく読めるようになったところで、5線譜の世界へ入っていきます。

これまで準備がうまく進んでいれば、ストレスなく5線譜を読んで弾くことができます。
5線譜上に書かれた音符が形作る「リズムのパターン」を反射的に理解し、書いてある音符が示している鍵盤をさっと押さえることができ、音の高さを読み取って音にすることができるということです。

それの連続が読譜です。

つまり、表面的に見た「読譜」、つまり「5線譜上に書かれた音符を読み、それを音にする」という行為は、読譜という作業の一番上澄みであり、そこまでの準備で蓄えてきた力が支えているということなのです。

ここまでに要する時間は、始めた時期、生まれ月、個人の発達、好みや性格、特性によりさまざまですが、参考値として、年長さんの初めに始めた場合は、1年半程度です。
教材は、バスティンの「ピアノパーティー」シリーズを使います。
今までお話してきた読譜へのアプローチは、「ピアノパーティーA、B」の2巻に渡る時期の内容です。

これを長いと感じるかどうかは考え方によると思いますが、無理なく楽譜の世界に入っていくためには必要な過程であると考えます。
posted by yuki-sanui at 10:26| 譜読み特集

2017年02月16日

指番号と親しんでいますか?

譜読み特集第6回目です。

前回まで、リズム、鍵盤の把握についてお話しました。
今日は、指番号です。

ピアノを習い始めてすぐ、「指番号」に出会うと思います。
左右の親指から順に、1〜5の番号がついており、その番号は万国共通で、音符と対応するように楽譜に表記されています。

では、その番号通りに鍵盤を弾きましょう、ということになるのですが、これがなかなか奥が深いです。
たとえ、「どの鍵盤が何の音で、どの指にどの番号が対応する」という概念は理解できても、自由に指を動かせるわけではないのです。

そこで、ここでも「分けて考える」が登場します。
指番号と指の動きだけを取り出して、育てます。
当教室では、バスティンメソッドのグッズを使って、番号順に動かすことから始め、ランダムに並んでも即応できるように準備を進めます。
発達の状況によっては、指を動かすのではなく、番号を読むことから始めます。

そのようにして、指と指番号が自然に連動し、ストレスなく指を動かせるようにします。
楽譜を読んで弾く時に、「指が動かない」、「指番号はわかるけれどさっと指が対応して動かない」、ということをなくすためです。

少し話がそれますが、ここでも大切なことは、「待つこと」です。

確かに当教室では、幼い子供たちに対してピアノを教えており、それは早期教育とも言えるかと思いますが、できないことをどんどんできるようにすることを目標にしているわけではありません。

できるようになってほしい目標をぶれずに置いて、それぞれのペースで伸ばしたいと思っています。
自然な発達のスピードは、その子その子で違いますので、あせらない♪
もちろん、くらべない♪

落ち着いて考えてみれば、現在の発達段階で無理なことは、「できない子」であることとは全然違いますよね。
そして、だれか他の子ができることと、今、目の前にいる子ができないことは、まったく関係がありませんよね。

目の前にいる子をよ〜く観察して、目標のための色々な手段を、その子の状態に合わせた形で提供します。
一緒に楽しみつつ、いまだ!と思ったらどんどん行きます。

posted by yuki-sanui at 12:04| 譜読み特集

勉強会♪

昨年の5月から、藤原亜津子先生のお宅で開かれる、龍ヶ崎バスティン研究会に参加させて頂いています。
きっかけは、以前勤務していた楽器店でのセミナー受講でした。
期待を上回る素晴らしい講座で、どうしてもこの先生のお話をもっと伺いたい!!という思いに突き動かされ、参加できることになりました。

毎回先生のお話を伺えて考え方のバージョンアップができたり、グッズ制作をしたり、一緒に参加される先生方から教えて頂くことが多くあったり、その他諸々充実した時間で、次回が待ち遠しいです。

今度はまた面白いグッズをレッスンに導入できそうです。
皆さまお楽しみに♪♪
posted by yuki-sanui at 07:22| 雑記