2016年01月24日

ただいま、面談進行中

こんにちは。
とても寒い週末ですね。ほとんど外に出たくない心境です。

さて、教室では新年度に向けて、面談が行われております。
当教室では、幼児と小学生の生徒さんの保護者と、年1回だいたい今の時期に、面談を行っております。

内容は、「この1年間のレッスンのご報告」「今後目指したい内容」「ご家庭からのお話(悩み、疑問、要望その他何でも!)」「来年度のレッスン時間等の事務的な内容」となっております。

普段から毎回レッスンの送り迎えでお顔も合わせますし、連絡ノートのやりとりもあります。
ただ、次の方との入れ替えがありますので、なかなかゆっくりとお話する時間を取りにくいので、年に一度ですが面談を行います。もちろん、それ以外の時でも、お話の時間を取りたい場合は、アポイントメントを取って頂ければいつでも対応いたします。

そんなわけで、面談をしておりますと、やはり色々と見えていなかったことや、新しいアイディアにつながることなどが出てきまして、大変有意義です。
また、生徒さんの保護者ご自身とのコミュニケーションを深められるのも、とても楽しいです。

今週もまた面談がありますが、みなさまどうぞよろしくお願いいたします♪


posted by yuki-sanui at 11:34| レッスン一般

2014年11月01日

子ども時間

先日、久しぶりに3日間、スケジュールに余裕を取ることができました。1日だけだと色々な用事をカバーするだけで終わってしまうのですが、3日あると「大切だけど緊急ではない」「大切なのだけどかかる時間が読めない」ことにも手を出すことができます。

大げさに書きましたが、久しぶりに、3歳になったばかりの次男と午前中の公園に行きました。

特別な遊具があるわけではないけれど、子どもたちが遊びやすそうな草むらがあったり、長く使い込まれていそうな遊具があったり。私も小さい頃遊んだ公園です。

自由に動く子どもを、ゆっくり後ろからおいかけて歩きました。
私は、つい「ブランコ乗る?」「お花咲いているよ。何色?」など、大人の思惑と言いますか、結果を誘導するような発言をします。子どもはそれに乗ることもあるし、全く聞こえていないふうで、自分の行きたいところに行き、やりたいことをすることもあります。

その日は、子どもがしゃがみこんでいるのでとなりに座ってみたら、「こんにちは」と小さな声で言っていました。むしさんに「こんにちは」を言っていたそうです。
そして、小さなアリは自分、大きなアリは私なのだそうです。

そういう話を聞くことはありますが、実際自分の目の前で、想像の世界にひたりきっている子どもを見ると、改めて感慨深いものがあります。
もちろん、時間を気にすることなどありません。

子どもの自然のままの姿は、こんなものでしょう。
しかし、世の中にあふれている情報は、子どもに、一定の期間のうちに「何かできるようになる」「結果を出す」ことを求めています。

確かに私も、生徒さんがピアノを上手に弾けるようにするために、仕事をしています。
ただ、私は、「ピアノを上手に弾けるようになること」だけを目的にしてはいません。というより、本気でその子の人生にピアノがプラスになるようにしようとすると、「ピアノを弾く」技術だけを教えることでは済まなくなります。
子どもは、そんなに甘い存在ではありません。

レッスン時間には限りがあるので、直接レッスンの内容に関係のない話や作業に生徒さんが夢中になると、ちょっと困ったなとは思います。
でも、その瞬間のその子にとって、大切なことなのです。
もちろんピアノ教室ですので、レッスン内容を積み上げることは大切です。

ですので、話を聞いたり、作業に関心をもって注目したりし、そこからまたレッスンの世界へ導いていきます。
また、身体的、精神的な発達の様子を見ながらルールを教えていきもします。

しかし、特に幼い生徒さんには、充分子どもであってほしいとも思っているのです。
その時期にだけ持てる感覚を、充分に体験してほしいと思っています。
結果的に、ある程度大きくなったときに、そういう感覚を大切にした時期を持ったことで表現力に現れてくるということも感じます。

そのようなアプローチは、時間的な区切りがあるレッスンの中で、他の内容とバランスを取ることが難しいですが、考え方次第、関わり方次第と感じて、日々レッスンしています。
posted by yuki-sanui at 23:52| レッスン一般

2014年09月29日

レッスンの組み立て方A

レッスンを組み立てる上でもうひとつ大切なことは、当たり前なことですが「長期的な目標を設定して、現在を把握する」ことです。

私は、「レッスン目標ノート」を作っています。
そこには、それぞれの生徒さんに対して、ある程度のスパンでの目標と、現状がまとまっています。定期的に更新します。カルテのようなものです。

それとは別に、毎回のレッスン組み立てノートがあります。上記の「レッスン目標ノート」をもとに、毎回のレッスンのために細分してレッスンを作り、振り返りをします。

私はこのようにしていますが、要は、講師がレッスンで行う内容を「要素までよく噛み砕いて理解していること」が大切だと思われます。
現段階でどういう状態を目標にしていて、そのために「何を」伝えるか。「どうやって伝えるか」はその先にあります。
そうしておけば、どのような流れになっても、レッスン自体はぶれることがないと思います。

実際、「今日はここまでやりたい」というところまで到達しないこともあります。それはそれで、問題にはなりません。
ただ、そのときに、「達成できなかったので来週続きから」と単純に考えるのではなく、「この目標のためにここまで今日行きたかったけど、そこまでは到着しなかった。現在の力では今はここで進めるのを止めて定着をはかり、こちらを先に」などと認識することができます。

伝え方のバリエーションは、レッスン中にどんどん思いつきます。レッスンというのは、ライブみたいなもので、そのときの相手とのコラボレーションで変幻自在になります。それが非常に楽しいのです。
ただ、それだけになると行き当たりばったりという危険性もあります。そこにぶれない軸を持っていれば、講師もさらに生き生きしたレッスンを提供できると思っています。

尊敬する呉暁先生のご著書にもありました。
「どう教えるかではなく、何を教えるかが大切」ということです。先生ご自身も若かりし頃に、「どう伝えるのかがわからない」旨を、大御所の音楽学者の先生にお聞きしたことがあったそうです。その答えとしての言葉でした(原文のままではないので正確ではありませんが、このような意味の言葉でした)。

まさにそのとおりだと思います。カリキュラムの検討、言い方の工夫、様々なレッスングッズの工夫、教材の工夫、はては会話の内容…とにかく、「どのように」レッスンをするかについて、考えることは山ほどあります。

しかし、その試行錯誤だけに夢中になると、「ものすごく充実した時間をすごしたが、何をしたんだっけ」というようなことにならないとも限りません。あらゆる試行錯誤を明確な進歩につなげるために、このようなやり方をとっています。
posted by yuki-sanui at 09:07| レッスン一般